幻滅ということばではなまぬるいージェネラルルージュの凱旋(ドラマ)ー)
録画しておいた「ジェネラルルージュの凱旋」連ドラ最終回見ました。
開始して2~3回目ぐらいから不満が・・・・・
原作とはまったく違うストーリー。
映画→原作→ドラマの順番でみたんだけど、ドラマがダメダメでした。
展開遅いし、本編と関係ないところ多すぎ。時間がたっぷりかけれるのに何をしてるんやろうと思う。
映画は主人公の田口先生が男→女であることが受け入れられたらいい作りしてたと思う。
特に精神科の沼田教授のいやらしさを高島政伸がすごく出してたのと、ジェネラル速水の奇人とと天才は紙一重って空気を堺さんが演じてはまり役だったかと。あと、医療の闇がさまざまなところにあって、面白かったなぁ。ただ、精神科全てがそういう方針だと末恐ろしいけれど・・・・・
ドラマはキャラだけ一緒で中身は別物って感じがいただけないわぁ。田口ー白鳥コンビのやりとりも減ったし(この間のやりとりはドラマのキャストの方が個人的には好み)
単なる救命医療ドラマになってしまった上に(原作ではそういう場面はあまり存在しない)、とってつけたような安物のサスペンスのような結末。ものすごく残念だ。本編の会議でのやりとりや、
なんのために速水が汚職していたのかの真相が思いっきり割愛(変更)されてて、面白味がまったくなくなってしまった。ただ単なる赤字の穴埋めじゃあなんだろうかなぁって感じ。
しかも、最後の終わり方が、イマイチ・・・・・。どうせ救命医療ドラマの要素を強めたなら、スペシャルにしてでもコンビナート爆発の後を描かないと意味がない・・・・・・さぁ、これからってところで終わらせてしまったんで、この作品のメイン2つとも抜いてしまった感じで、しかも秘書が犯人で特に院内の人間とつながりがないなら結末としてはくだらなさすぎる。
キャストについては可もなく不可もなく。加藤あいの役はいらんかったなぁ。速水は及第点。堺さんほどの存在感はないけど、淡々としてる感じは出てたからね。
「チームバチスタの栄光」に関しては大筋の流れは変えずに、いいアレンジしてたのになぜ?
もう一回原作を読みなおして口直ししようと思う。