待ちに待った瞬間!~出産!ついに父になりました~
やきもきしながら1か月ほど、先日、ついに子供が生まれました。
出産前日、嫁さんが検診行って、「進んでるけどまだみたい、週末には促進剤うつかも」とのことで、まだ少し先かなと思ってたが、夜に少しお腹痛い、と。でもすぐに収まったのでそのまま就寝。
翌朝、普段より早めに目が覚めて、仕事に行く準備をしていたら、嫁さんが
「実は4時ごろからお腹痛い、まだ我慢できるぐらいだから、陣痛じゃないかも」
と。ただ、長く続いていたのもあり、通っている医院にTEL。開院時間まではまだあるものの、診察するとのことで、嫁さんをタクシーまで見送り、出勤するために家から出た。その日は雨予報だったので、電車でいくことにしていた。
駅までの道をやや急ぎ目であるいていたら、嫁さんから電話で
「今日出産することになった。まだまだ時間かかるから、昼まで仕事でも・・・・」
いやいや、さすがに出勤前に知ってて、ひとりにはできませんよ。ということで、いったん帰宅。職場に電話し、休みをとる。
ただ、面会は通常通りの時間からとのことであり、家の片づけや、実家への連絡などをして、待機。面会時間に医院へ。
最近何かと話題にのぼる、無痛分娩を希望していたため、硬膜外に麻酔を。持続注入かと思ってたら、スポットであった。足の間隔がマヒしているようで、うまく歩けない様子。
痛みは少しマシになったとのことであったが、時間が経つにつれて、鎮痛剤が切れて来たのか、痛みが強くなってなのか、痛みがお腹と腰に出ているようで・・・・
昼は軽食まだ食べれるぐらいの状態でした。
その後、定期的に来る痛みに、ベッドの上でうなる妻をただただ横でさすったり、マッサージしたりするしかできない状態で、苦しんでるのを見るのはなかなか辛い。もちろん、嫁さんの方が全然辛いとは思うのだが・・・・
簡易の陣痛感知器?があるものの、痛みでうずくまるので位置がすぐにずれてあまりあてにはならず。
しばらく続いて、診察を受けると、少し弱って進行が悪いのもあるから、促進剤を打ちますとのこと。もう夕方になっていた。
分娩室に移動。ロール紙に記録されるちゃんとした感知器がついていた。助産師さんとしばらく陣痛の進み具合を見ていく。ある程度時間が経つと、いきむ段階に。
このころには看護師さんも来て、そのうちに先生も来て、お腹を押したり、いきむサポートしたりしていた。俺は、汗拭きと、うちわであおぐぐらい。
にしても、あれぐらいお腹を上からぐいぐい押すものなんだとびっくりした。
今までに見たことのない妻の苦しみ様と叫ぶ様子に驚きつつも、微々たるサポートをしてなんどもいきんだ結果・・・・・無事に出てきました。赤ちゃんが!
もう夜になってました。
無事に生まれてよかった。見たら、嫁さんの小さいときの写真とそっくりな顔でした。
元気な男の子が誕生しました。赤ちゃんはちょっとしたら、検査や処置のために退室。その後、俺もすぐに外に出るように言われて分娩室をあとに。でも、まだまだ痛がっている嫁さんを残していくのはちょっと不安でした。
病室で家族と合流し、赤ちゃんが測量されているのを見に行きました。じっくりみるのはこの時が最初でした。ちょっとだけ写真をとったら新生児室に赤ちゃんはいきました。
なかなか嫁さん帰ってこなくて、何があったのだろう、状態が悪いのだろうか?と不安になりながら1時間ほど待っていたら、ストレッチャーでもどってきました。どうやら、痛みが強かったので鎮痛剤を足して、寝ていたとのこと。
無事でなによりでした。
その後、入院を1週間弱ほどしてる間に、名前の最終決定をしました。(話し合いで事前に決めていたけど、最終確認を。退院後、 嫁さんと子供は実家に戻って1か月ほど養生に出ました。
出産に立ち会って、ずっと一緒にいたけれど、大半が痛み苦しむ妻の姿に、夫のできることってあまりないのだと、それでも、ひとりで耐えるよりはマシなのかとも思いました。無痛分娩でも痛みはかなりあるものなんだなと、そして、出産は大変なものだと感じました。
息子は結局予定日当日に生まれました。不妊治療に入る直前に授かったのもあり、促進剤にて押し出される直前に陣痛をおこしてきたのもあり、やればできる子。土壇場に強そうです(笑)。
これから、子育て、どうなっていくのかな~?生活はガラッと変わるのだろうけど、楽しく、明るく、ほどよく力抜いてやっていきたいな。帰ってきてから子供が生まれた実感が出てくるのだろうかな。今はいるのはいるけど、週末の限られた時間だけしかいないからなぁ。
あと、久々に家で一人になって、食事や洗濯などの家事をして、あらためてありがたみを感じてます。妻に感謝。
2年ぶりの一人のこの時間も貴重だから、のんびりダラダラもいいし、限られた時間しっかり楽しんでおこう。