どこまでいってもペースは握られてる ~りんごさんとデート第6回 Xデー ~
やってきましたXデー。
伝えなければいけない日。
夕方に京都で待ち合わせ。
時間通りに来てました。俺も今回はちょうどだったので、電話かけて気づいたみたい。
んで、花灯路に行く前に軽く腹ごしらえ。
どうしようかなぁ?
ファーストフードでもって思ったけど、しっかり食べれそうだったので、店は探してなかったので歩きながら探すことに。KICHIRIを見つけてそこに決定。
普通にピザとサラダと1品+アルコール2杯・・・・・アルコールは飲まないでおこうと思ってたけど、飲む?って聞いたらおまかせしますと帰ってきたので結局飲んでしまいました。おかげで肩の力は抜けたけどね。
そこではいろんな話、本人いわく「あちこちに飛ぶわけわからん話」に。
あ、ほしかったオロビアンコついに買って早速投入。したらそこには食いついてきました。
お気に入りを褒められるとうれしいね。
髪もバッサリ切ったのですけど、そっちはノータッチですか(苦笑)
それから、東京での話をした。
そのあと、確かに不思議な話に。
自分自信のことをどれくらい好き?って質問が・・・・・
う~ん、考えたことなかったな、それ。60-70って答えたけどね。
今は好きか嫌いかでは好きな方だからってことで。
そしたら、りんごさんは100%ってさ。ナルシスト?((笑)
ちょっと気になったので、自分自身の好きなところと嫌いなところをあげてもらった。
良いところ「群れないところ」
わるいところ「きつく言われると結構へこむところ」
だそうです。
群れないところっか。やっぱり変わってるね。好きだけど、そういう精神。でもそれをいいところにするとはね・・・。
でも、打たれ弱いのかぁ。前のメールはそんなところだったのかな?
他にもいろいろと。
で、1時間ぐらい食べてから、いざ、花灯路へ。
まず、八坂神社へ。本殿を経由していくことにして、拝んできました。
会ってから3か月、初めて
「この人とうまくいきますように」
って祈ってきました。
んで、まずは知恩院三門の「幻想の灯り」へ。
途中でねぶたの原型、「粟田大燈呂」と偶然にも「狐の嫁入り」に遭遇。
知恩院三門は大きな門をスクリーンに見立ててひかりを当てて、幻想的なライトアップに。めっちゃ細かい、すごく手の込んでるプロジェクションマッピングでした。
入場制限かかって並ぶことになったけど、並んだ価値はあったな。
それから、円山公園をふらりと散策して、高台寺へ。
そこでは共通券の方が空いてたので円徳院・美術館との共通券を購入。
高台寺のライトアップは実は一回行ったことあり、でも久しぶりに見ると、やっぱりいいもんだ。
庭園でのんびり座ってたり、しゃべりながらのんびりとまわれて、いい時間が過ごせたな。
さまざまなところで解説見たり、歴史的なものを眺めたりと、マイペースなりんごさん。でも、俺も興味があったので、便乗してゆっくりと見て回ったよ。
円徳院では襖絵みたり、美術品みたりしながらゆっくりと、それこそ博物館を回ってるみたいに、ゆっくりと眺めてた。
まさか、美術館まで行くことになるとは思ってなかったけど、小さな美術館ってか博物館?でゆっくりと見て回ってました。時間は・・・・まだある。
そして、八坂の塔のライトアップにギリギリ間に合わせました。走ったりはしなかったけど、すばやくりんごさん行き道聞いてくれて、ちょっと迷いかけてたけど、土地勘でなんとかつきました。
正面に行く頃には消えてしまってたけど、楽しかったな。
楽しい時間はすぐに過ぎ去り、ライトアップ時間は終了。帰路につきます。
このあたりから、どうしよう?どこがいいかなって考え出して、全然しゃべれなくなってしまった。
んで、なんとか
「どこか話できるとこない?」
って言ったら、いろいろとカフェを出してきてくれました。
普段だったらその中のコーヒーのおいしい店に行きたかったところなんだけど、今回は目的が違うので、う~んって悩んでしまった。
チェーンのカフェでテーブル席で話をしようかなって思ったんだけど、だだっ広いテーブルがなんとかあけてもらったけど、あまりにもうるさすぎた。さすがにここで真面目な話をする気になれない。
飲み物頼んで席にはついたけど、無理言って、場所を変えてもらうことにしてもらいました。たぶん、どんな話をするか予想がついてたんだと思う。もしかしなくても、今日始まった時点でも。
かっこ悪いなぁ、俺って思いながらも、べたに鴨川ぞいに降りる。
適当なところで、座って、やっと気持ちを伝える場所を確保できたので、好きになったこと、恋人として続けてあってほしいことを伝えました。
答えは・・・・・・
「ちょっと待ってほしい」
でした。
保留か・・・・・・
やっぱりここでもペースは乱してくれますね。
YES or NOで帰ってこないか。仕方ないなぁ、受け入れます。
そのあと、今までしないといけなかったんだろうけど、できていなかった結婚観とか、どこが好きとか、何を一番大事にしたい?って話とか、結構真面目な話をしてきました。
なんだ、そういった話するときはいっぱい聞いてくるんだね。
結婚観としては、一人の時間は大事にしてほしい、でも、甘えたいときは甘えたいと、なんともわがままな、でも正直な回答でした。
ちなみに俺とも大きくは異ならない感じだと思った。
ただ、今まで俺はできれば働いてほしいって思ってたんだけど、聞かれたときは共働きでも、そうでなくてもどちらでもいいって答えてた。合わせてしまったかなぁ?でも、素直な気持ちでもある。
どうやら、りんごさんはもう一人あってる人がいるみたい。
心のどこかではなぜかそういうこともあるんだろうなと思ってたので、そんなにびっくりしなかった。
そして、俺といると安心するし、楽だって言ってくれた。
俺もほぼ同じ思いを持ってるってことを伝えてきた。
安心感・信頼感を結婚では大事にしたいとも。
正直、結婚観はちゃんと考えたことあんまりなかったけど、大きくはぶれてないと思う。
そのほかもいろんな話を1時間弱ほど、寒風吹きすさぶ鴨川でちょっと凍えながら、電車ギリギリまでしてきました。
3月終わりまでには結論出すから、そこまで待ってほしいそうです。
保留ってことはもう一人の出方次第、そして俺と同格、もしくはそれ以上ってことだけど、連絡はしてくれると信じてる。どっちに転んだとしても。
なので、あと10日間、宙づりのままですが、10年前とは違う、しかも、相手を信じれるから、待ってられると思う。
もうできることはすべてしたと思う。想いのたけを伝えたし、その背景になる部分も聞かれた分追加した。
あとは、りんごさんにおまかせします。
俺は戻ってきてくれることを信じて、壊れないように、仕事に打ち込んで気持ちを紛らわしておきます。